古本屋にて落語「昭和の名人」三代目古今亭志ん朝
漫画を読むことも好きですが、古本屋に行って自分が気に入った漫画を少しずつそろえていくことが好きです。昨日も暇だったので、古本屋に行って何げなく雑誌コーナーを歩いていたところ、思わず目にとまって衝動買いしてしまいました。
残念ながらCDはついていませんでしたが、なかをペラペラめくってみると面白いことが書いてありそうだったので、この「落語 昭和の名人シリーズ」コーナーから志ん朝だけ抜き出してレジへ。
家に帰って読んでみると志ん朝の生涯や落語に対する考え方、弟子たちの師匠の思い出など、ページ数は少ないながらも内容の濃いものでした。
「お直し」の内容が書かれている志ん朝のノートの画像がありました。赤ペンでいろいろ修正しているところを見ると、ひとつの噺をほんとによく推敲していたんだということが分かりますね。それまで口伝えだけで話の内容を覚えているものだと思っていましたが、やっぱり落語家さんもこういうノートを作ってるんだなあと思い、文字に残すことの大切さを改めて感じました。
良い買い物ができたというたわいもないお話でした。